第1章
□第14話 〜決意〜
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ワルイージ「…兄貴……いや、テメェ兄貴じゃねぇな。誰だ?」
エクサ「俺様ァ、エクサだ」
ガノン「…エクサ……」
エクサ「へぇ〜そこの野郎も来れたのか…」
クウガ「ワルイージ!!ガノン!!!」
後ろからクウガも駆けて来た。
エクサ「ケッ…、クウガもとは…予想外だったぜ」
エクサが舌打ちをした。
それを見た後で、ワルイージはエクサに訊く。
ワルイージ「ぉいエクサ。テメェ…どんな理由で兄貴の身体乗っ取りやがった?
それに、何で世界を騒がすような事を…」
しばらく黙った後、エクサは口を開いた。
エクサ「…俺は元々テメェらが知ってるワリオだったからな、これくれぇは当然だ…。
20年前のあの日が無きゃ、こんな事までには発展しなかったぜ…。
恨むんなら神サンを恨むんだな…ククク…」
不敵に笑うその姿…。
目の前の人物はワリオでは、…ない…。
エクサ「…さて、お喋りはもうお終いだ。
俺様は今から"光"として、テメェら"闇"を殺すぜ」
ガノン「!…」
ワルイージ「"闇"を、って…まさかフェムトは…」
エクサ「クククッ…!多分奴ならこの中で死んでるぜ?」
と、エクサは自分(ワリオ)の胸板に拳を置いた。
エクサ「それより前にはデミリスがただの抜け殻になっちまったがな」
ワルイージ「…ッ!!!!!」
エクサ「デミリスは只の"入れ物"に過ぎねぇ…。
"入れ物"には"入れ物"らしく黙らせてやったぜ」
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