携帯獣

□にほめ
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もぐもぐもぐもぐ

「……。(ジー)」

もぐもぐもぐもぐ

今目の前でひたすら食べている人物はイヴがここに来る原因となった人物その1

黄色い悪魔を連れた、原点にして頂点と言われる人物でイヴの幼馴染の無口でポケモン馬鹿な方である。

さっきほどぐったりとして倒れていたので、慌ててて駆け寄ったというのに、倒れた原因を聞くと空腹で倒れていた、という。
とりあえず持っていた食料をわたしてみた。

ちなみに、何故そんなものを持っているのかというとイヴも先ほどまで旅をしていたわけで、何かあった時のためにと非常食を常備していたのだ。


というか、食料をもう一人の幼馴染オカンが届けに行ったはずなのに、当の本人は隅っこの方で膝を抱えブツブツ言ってる。

「ピカチュウ怖い、ピカチュウ怖い、ピカチュウ怖いry」



一体全体何が合った。本来なら感動の再会をしていたはずなのに…


「はぁ〜…」

イヴは今、無性にエルフーンのあのモフモフに顔を埋めて癒されたい気分になった。
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