転生・成り代わり
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はいはい、皆さんこんにちは。
前回擬人化を成した名無ですよ〜。
前回の意味深なレッドさんの振りから「こいつヤンデレなんじゃねぇ?」って思われた方もいらっしゃったかもしれないけれど、違いました。多分。
なんか私が死ぬんじゃないかって凄く心配してくれてたみたいで、安心からの一言だったみたいです。
いやぁ〜、目がギラギラしてたから勘違いしちゃったよ。
でも、そうだよねぇ。そりゃ心配するわな。人間が硫酸らしきものをかぶったのと同じ位だもんな。あれ?ちょっと違うか。
でね、あれからお互いに少し落ち着いて話し合ったの。
『あのね、あのね。えっとね。(何を言えばいいんだろう。)』
「うん。(なんかすごいカワイイ)」
いや、ふざけてるんじゃないのよ。
だって私から話すことなんて何もないもの。
何を話せというのさ。
『えっと・・・わたしきもちわるい?』
「・・・・」
そりゃあそうだよな。
あ、なんか泣きそうになってきた。
ギュウ
あり?
「そんなことない。むしろコッチの方がいい。」
あ、さいですか。
そんな感じの話をした。
え?話じゃないって?だってしょうがないじゃん。
あなたがこの立場ならどうしてたのさ。
もっと上手く立ち回ったて?そりゃ、申し訳ない。
とりあえず人間時にピカチュウって呼ぶのはおかしいってことで名前を決めよう。ということになった。
うーん
うーん
うーん
「・・・・名無。」
『はぇ?』
「名前、名無にする。」
『どうしてその名前にしたの?』
うん。
ちょっと気になった。
だってそれって私の名前だし。
「なんとなく、そんな気がした。」
やば
ちょっとうれしいし、泣きそう。
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