もしもの話

□CD初リリース!
2ページ/2ページ

CDリリース、劇場オープンおめでとう(*^^*)

今度みにいくな〜♪


横山由依


由依さんからメールがきた





ありがとうございます!


ぜひ、見に来てください!!


伊達里亜夏



よしっ返信完了!





「はーい集まって−」


ダンスコーチが皆を集めた



「新曲のダンスを一通り見てもらいます。今回は初リリースという事で秋元先生から印象に残るダンスというのをうけたから、男らしく激しいダンスになりました!けっこう難しいから頑張って覚えてください!それじゃあ踊るよ」





〜♪





すごい難しいダンスだよーヤバイ



なにあの動き


キレ半端ないよ



頑張んないとマジヤバイな







3時間後──



「あー、マジ疲れたー」

「それじゃあ、明日ね」

「あ、このあと撮影だっけ?」

「そうだけど?」

「大好きな横山さんにあえるんだねー」

「大好きじゃねーよ大好きだけども」

「意味分かんないし」

「先輩として人として大好きなの」

「嘘つくなよー」

「もう、いいや帰る」

「んだよ、つまんないのそれじゃあね」



メンバーと分かれてからは由依さんと雑誌の撮影と取材


他のみなさんと一週間ずつ交換で表紙をやらせてもらえるらしい


最初は優子さん達で私達は最後



楽屋についたらダンスの復習しなくちゃな



「ほら、楽屋ついたぞ」


「あ、ありがとうございます」



マネージャーにつれられて楽屋に入ろうとした時



「あ、車に忘れ物」

振り向きざまに唇が触れた


「あ、あ、里亜夏」


「あ、ゆ、ぃ由依さん」


2度目のキスハプニング


「すいません、気付かなくて」


「大丈夫、やで」


「…」


「忘れ物したんやろ?取りにいかへんの?」

「あ、取ってきます」



ダッシュで車に向かう



「このあとの撮影ヤバイよー」



車に忘れた携帯を持って楽屋に戻る



「さっきは本当にすいません」


「あ、え全然大丈夫やから」


「ありがとうございます」


本当に優しい人だー


「それ、新曲の?」


「あ、そうですよ」

「里亜夏、私MVの相手役になったで」

「本当ですか?」

「本当や」


「おお!よろしくお願いします」

「よろしく」


最初は取材



「それでは、質問をしていきたいと思います」


「はい」

「よろしくお願いします」



「お二人はドラマの中では恋人役ですがプライベートではどんな関係ですか?」


「関係?うーん」

「仲良しですよね」



「先輩後輩関係でもあるし、良き仲間でもある感じですかね里亜夏が凄いしっかりしてて本当にカッこよくて、彼氏みたいです」



「本当ですか?嬉しいです!私も由依さんが彼女みたいですよ」




「プライベートでもラブラブってことですねー。次に、ドラマの撮影現場の雰囲気はどんな感じですか?」



「先輩方が優しいので、安心して演技に取り組めます」


「みんな、和気あいあいとしてますね」




「里亜夏さんは、今回初めての演技と言うことでどうですか?」



「今回初めての演技で凄い緊張して役に入り込めているか不安でした」


「初めてなのに演技がめっちゃくちゃうまくて、尊敬します」


「尊敬って」


「はい最後に今回のドラマの見所をお願いします」


「今回は、同性愛をもとに不良の女子高校生が友情や、恋愛感情、家族との絆を知り人生が変わると言うドラマになっています。」


「見所は、それぞれの過去の過ち傷付きをどのようにして変えるのかですかね」





「今日はありがとうございました、このあとの撮影もよろしくお願いします」






楽屋──




「次の撮影の衣装は、横山さんがこれで伊達さんがこれでお願いします」



私はセーラー服を乱した感じの衣装

由依さんは、きちんときたセーラー服



「えー、よろしくお願いします今回は同性愛のドラマと言うことでそれをテーマに撮っていきたいと思います」


写真撮影苦手なんだよなー



「えーと、まず壁に押し付ける感じでみつめあって」



押し付けて見つめあう?!


「里亜夏?」


「ひゃぁいっ!」



変な声でたし


ここは仕事場仕事場


真面目に取り組め



そう自分に言い聞かせた






パシャッ




パシャッ




フラッシュが眩しい




カメラマンさんの要望通り壁紙に押し付け見つめ合う




「いいねー、はーい!由依ちゃんは恥ずかしがって伏せ目気味に、里亜夏ちゃんは積極的に獣のような眼差しで」




獣のような眼差し



パシャッパシャッ



「そうそう、いいねー」




何枚かとって次のポーズの指令が



「次はね、由依ちゃんが勉強を教える感じで」




教室のセットの中に入り定位置に着く



「これ解ける?」


「んーー…無理っす」



「じゃあ、教えるな今写真チェック中やから」


「お願いします」


小物のメガネをかけて一つの机にとなりの椅子をくっつけて二人で机を囲む形



「これはな、こっちのとかけて──」


「なるほど…」


「それじゃあ解いてみて」


「はーい」



んーと、ここはこうでと



おお答え出た!



よし、この調子でどんどん解くぜ!



その後6問ほどの問題を悪戦苦闘しながらとき





終わったー





「由依さん、できましたよって寝てるし」


集中してて気づかなかったけど私の肩にあたまを乗っけて気持ちよさそうに熟睡していた


仕事が忙しくて疲れているんだろうな



私はジャケットを由依さんにかけた



つーかまだかな



私もなんか眠いな……




意識がきえた







───





私、寝ちゃったんだ



ん?



里亜夏のジャケット




かけてくれたんや



ホンマに優しいな




「好きになっちゃうやろ……」




私は、里亜夏の頬にてをあて微笑んだ














その後、メンバーみんなで撮って
撮影終了




どんなんなのか楽しみやな




って言うか勉強教えるやつ撮影してないやん!




どうなってんの?!
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ