もしもの話

□どうしたんだろう
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「由依、珠理奈いた?」ハァハァハァ




ハァハァハァ「居らんかった」






「どこ行ったんだよー」





「なぁ、あれ」





『はい、OKです』






何とかOKが出た




次は、珠理奈さんと玲奈さん二人のシーン







『よーいっスタート!』




カンッ







やっぱり先輩ってすごいなー





泣くシーンなのに






カンッカンッ







あ、次私達だ








『よーいっスタート!』





カンッ








「行こっか」





「せやな」





二人はその場から立ち去る








カンッカンッ








『はい、次は屋上へ移ります
珠理奈さんと玲奈さんは楽屋で待機お願いします』





「はーい」






次のシーンは、初めて由依さんと会うシーン






それにしても眠い!








現在の時刻午前6時半





朝の部活は、撮影があるから今日は無いのか






「今日、学校は?」





「今日は、秋元先生が言ってたのをやって後は、私の撮影の番が来るまで授業です」





「大変やね」





「でも、撮影場所がここで良かったです」







「せやな、制服は?」






「このままで今日一日過ごします」






「頑張ってな?」




「由依さんも」






『はーい、お二方準備お願いします』






緊張半端ねー




レズって言ったって





難しいよー






だって他の方々は本当に付き合ってるから良いよ





でも私達付き合ってないし





どうしよう






『よーいっスタート!』



カンッ






「横山……由依」



「え?」





「え、あ呼んだだけ」





ザワザワ



「ヤバッ」




「え?」






由依さんを抱き締めてロッカーの中へ








まだカットかからない








密室状態





由依さんより私の方が背が大きいので由依さんが上目使いになるわけで…





カットまだ?






「演技上手やな?」




小さな声で会話する





「ありがとうございます」







撮影と言ったってロッカーは本物のロッカー






当然、まだ由依さんを抱き締めた状態






めっちゃくちゃ可愛い






「ゴメンよ二人とも、このまま次のシーンも撮っちゃうからそのままでいてくれ」







「えーー!」






「嫌なん?」






「違います違いますっ」







「じゃあええやん、このドラマじゃ恋人なんやし♪」






「そ、そうですね…」






「意外に筋肉ついてるんやな?」






「いちよ、男装グループなんで」





「かっこよかったで?コンサートの時」




「そう言ってもらえると嬉しいです」







カンッカンッ






やっとカットか






「お疲れー」





「ゴメンよ」





「大丈夫です」







このあとは…





「リハーサルになるんで体育館へ移動お願いします」






体育館へ行けば、たかみなさん、
麻里子さん、優子さん、こじはるさん、ともちんさん、ともーみさん、佐江さん、ゆきりんさん、
さや姉さん、みるきーさんが居た






「えー、今日からドラマの撮影が始まりました。撮影場所を使う挨拶の変わりにミニライブをおこないます。里亜夏は部活の先輩や、友達がいるからやりづらいかもしれないけど、全力でやってください。」




「はい!」




「そんじゃあ、リハ始めるよー」






セットリストは、ミニライブだけど全国握手会と同じ感じで




一曲目、フライングゲット



二曲目、真夏のSounds good



三曲目、大声ダイアモンド



四曲目、ヘビーローテーション





フリートーク




五曲目、君のために僕は…




五曲目は、このドラマのテーマ曲







リハも終わりあっと言う間に本番









「えー、今日から本校でえードラマの撮影をおこないますがくれぐれも失礼がないように、それでは挨拶をえーお願いします」







「A K B 4 8〜♪」






始まった





オォォォォオ!






大盛りあがり






そしてあっと言う間にフリートーク







「えーとですね私達は学園ドラマを撮影しているんですけど、何とねレズの話なんですよ!」





「あんなことやこんなことしてますからね」





「なんスか麻里子様あんなことやこんなことって?」





「それでは問題です!」




「えー大島さん無視?」




「この中でみんな恋人設定なんですが誰と誰か当ててください!」




「一人三組ずつ」



「はい、じゃあ君」






「えっと、篠田さんが小嶋さんとで大島さんが高橋とで宮澤さんが柏木さんと」





「何で、私だけ呼び捨てなん?」




「一組だけ正解、佐江ちゃんとゆきりんのペアー」




「またもや無視!」





「はい、じゃあそこの子」





ヤバッ部長だ






「珠理奈さんと玲奈さんで
小嶋さんと大島さんで
板野さんと河西さん」





「おー三組とも正解!」






「やっぱり難しいか」








隣で、由依さんが突っついてきて





「あのこが部長さん?」





「え、あ、はい」




「へー」







「はいっはいっ!」





「そこの騒がしい子」





「高橋さんと篠田さんで
山本さんと渡辺さんで
横山さんと伊達」





「正解!よく横山達わかったね」





「だって、後ろでベタベタしてます」







「こら〜ベタベタするなー」







え?







いつの間にか腕組んでた






「あ、すいません」






「何で離すん?」





「へ?」








「それでは、聞いてください
君のためには僕は…」







あー始まっちゃう








由依さんどうしたんだろう
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