ヤンキーROCK(夢小説)

□ウザいアイツ
1ページ/3ページ

「美優紀ー、みてーこの服可愛くない?」


そう言って私に雑誌を見せてきた


「ほんまやー、めっちゃ可愛いー」



「そこ、廊下にたまらない!みんなの迷惑やろ!」




来たよ、生徒会長





いつもいつも、私達に注意をする





「はーい、すいませんでしたー」





「はーっ」



ため息をはいて教室に入っていった





アイツ、確か山本彩やったっけ


眼鏡をかけていかにも優等生って感じ


正直に言ってウザい






私やって好きでこのグループにいる訳ちゃうねん





「ねー美優紀聞いてんの?」




「へ、あ、ごめん」



「でさ、親とかマジウザくない?」




「いちいち、わかってる事いうし」




「弟とか友達の前で私の事色々言うしマジウザいー」



「ホンマにウザいよな」




「あ、king rocksだ」





誰か男子が言った






「マジ!いこいこ」




King rocksは女子のあこがれ



「あー、宮澤先輩!」




「かっこいい」




「板野さんと河西さんだ!」





昼休みになると全員で廊下を歩いて来る



それをみんな楽しみにまっている




それから、あのクロスの形をしたのが着いているネックレス



King rocksのメンバーだけが持っている




みんなあれを欲しがっている




彼女にしてもらえば貰えるとか





「あーあ、私も彼女にしてほしい」




「今のところフリーなのって
1年の珠理奈さんと里亜夏さんだけじゃない?」




「あ、二人来たで」




「こっちの教室に里亜夏さんが来た!」






「由依!」




「え、由依ちゃん何で?」





「お昼食べいこう!」





「うん」





二人は教室から出ていった





「彼女できたのー?」



「ドンマイ」




「あ、でも珠理奈さんがいる」






あ、松井先生




「玲奈ちゃーん♪」






「「玲奈ちゃん?」」




「松井先生のしたの名前って玲奈やったよな?」




「あ、珠理奈」




「お昼食べいこうよ!」





「行くあ、でも職員室寄るから柏木先生と一緒行くね」




「分かった!待ってるね」






あらあら



珠理奈さんも



「あーあもう無理だ」





「大島先輩だ!」





「小嶋先生」





「あ、誰か呼んでる!」





「生徒会長?!」






「ね、まさかあと一人って生徒会長?」






「ありえなーい!」




「ホンマありえへん」







ウザいアイツがking rocks?




ありえへん
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ