黒子のバスケー短編ー
□いなくなった
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『うわぁぁ!皆すご!ボールが
サックリ入ってるね!』
「当然だろ」
『そうなの!?』
「うるさい…」
『ごめんごめんWw
テンション上がっちゃって』
「とりあえずここにいろよ」
『はーい!』
「集合!」
{うっす!}
俺は集合をかけて
練習の内容などを話した
その後名無しさんの所に行くと
キラキラした顔で
『赤司君凄いね!!
主将ってやつ?だよね!』
「あ、あぁまぁな」
顔近い…
ボソ『いーな、バスケ』
「なんか言ったか?」
『うぅん!なんでもないよ!』
部活が終わり
帰ろうとしたら
『一緒に帰ろーよ!!♪』
「は?なんで…」
『友達だから!』
意味が分からない
彼女の行動が読めない…
こんな事今までになかった
読めないなんて…
そんな事思っていると
グイッ
『早く帰ろー♪』ニコッ
「///わかったから離せ」
『あぁ!ゴメン!』
「いやいい…」
名無しさんには
振り回されてばっかりだ…
行動が読めない分
何をしたらいいのか
分からない
〜帰り道〜
『でね〜すごく面白くて!』
…元気だな。
こんな感じでずーっと
喋っている名無しさん。
『あ!ここで曲がるんだ!
赤司君は?』
「僕は真っ直ぐだ」
『そっかぁじゃぁまた明日!』
「あぁ」
本当に五月蝿くて
だけど
不快にはならない。
むしろ何故か
安心する…
何故だろうか。
そう考えながら帰った
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