＜暖かい太陽＞
□走るよ
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大輝君どこにいるの!？
あーもーっ!!
私は大輝君を探し続けた
そんな時
「あ!ななしっち!!」
『き、黄瀬君…』
「青峰っちなら
さっきコンビニ近くに
いたっスよ？」
『え!？』
黄瀬君は少し悲しい顔をして
笑い
「俺、分かってたっス
ななしっちが青峰っちの所に
行くこと…」
『黄瀬君…』
「絶対、絶対青峰っちに
伝えてくださいっス
青峰っちを助けてあげてくださいっス」
真剣な顔…
『…うん!ありがとう!
私、行ってくる!!』
私はそれだけを
〈ありがとう〉
とだけを言って走った
黄瀬君がいたから
私は素直になれたんだ
だから
ありがとう―――――――
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