黒子のバスケー短編ー
□桃じゃなく私
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「こら!青峰君!
また、サボって!!」
「はいはい」
「はいはいって!!」
「さつきぃ」
「!!なに?青峰君?」
「膝貸せ、膝」
「なんでよ!」
「枕が欲しい」
「嫌よー」
「心せめぇな〜…」
「あ!もう授業始まっちゃう!
たまには授業出なさいよ!」
「わかってんよ〜」
バタン
タタタタタタ
『……リア充爆発しろ』
上から声が
「あ?」
『ここでイチャイチャすんな』
「…?」
『バカ峰……』
「名無しじゃん」
『ばーか峰さぼーり魔〜♪』
「お前もだろ」
『私は頭いいからいいんだよ』
「嫌みか」
『ふん』
「俺は運動神経いいから
いいんだよ」
『嫌みか』
「ふっ」
「つか、あいつとは
リア充じゃねーし」
『膝枕させようとしたくせに』
「こんな堅い地べたより
太股の方が気持ちいんだよ」
『変態なのかセクハラなのか
どっちかにしろよ』
「どっちでもねーよアホ」
『アホじゃねーよ
お前がだろ、アホ峰』
「お前つくづくムカツクな」
『知ってる』
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