黒子のバスケー短編ー

□いなくなった
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(赤司side)

『征十郎!!』

もうあの声は
聞けないのだろうか…


中学3年生の春
君と出会った
他の女とはオーラが
全然違う

とても綺麗で優雅で…

そんな君に僕は不覚にも
惚れてしまっていた。

教室に入ると彼女は
席が隣だった。

彼女は僕に
『私、名無し名無しさんって言うの!皆名無しさんって呼んでるよb』

「そうか、
僕は赤司征十郎だ」

『赤司くんかぁ宜しく!!』

「あぁ」

『そういえばね!この前…』

よくしゃべるな
正直もっと静かだと
思っていた。

それによく笑う

「部活は入っているのか?」

そう聞くと顔が少し曇った
が、すぐ普通の顔にもどった

『うーん、私運動とか苦手だし
遊びたいから!!♪』

「遊んでばっかいて
健康を崩したら
長生き出来ないぞ。」

『あはは。そーだねWw』

〜放課後〜

「よし、行くか…」

『あれ?これから部活?
始業式なのに?!』

「そうだが」

『大変だね〜』

「見に来るか?」

『!?え、いいの?』

「あぁ、」

『行く行く!』

名無しさんはそういって
笑った…
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