ガンダム00*story
□優しいコトバ
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ロックオンの後ろ姿を見るのがとても苦しくて──私は怒っていたことに後悔した。
「…………」
もしかして──私は彼を傷つけたのだろうか…?
嫌だ……そんなの嫌だ…。
「ロックオン……ロックオンッ…!///」
僕は──私は、力の限り彼の名を叫んだ。
彼に届くように叫んだ。
「…………」
ロックオンは無言で、その場に静止した。
私はロックオンに届く声で…でも静かに、言葉を紡いだ。
「……怒っていたわけではないんだ…。ただ…その…」
「…………」
前方にいるロックオンの背中を見たり、下を見たりしながら、私は口を開いた。
*