ガンダム00*story

□破られた約束
2ページ/4ページ







「…………」





ふと、ベッドへと目を向ける。









『ティエリア…俺、お前のこと、好きだぜ…』

『ロックオン///』

『もう、この想いは止められそうにないんだ…。なぁ、ティエリアはどうなんだ…?』

『わ──私は…///』





ロックオンのまっすぐな瞳が、私を捉えた。





『私、も…あなたが好きです///』








そうして──想いを語り、重なり合ったあの日…。





ベッドに駆け寄り、顔を埋める。





ほんのり香る──彼の匂い…。





「──何故…何故あなたが…何故あなたが死ななければならなかったんだ…!///」





涙が頬を伝って流れ落ちる。





いくら流しても、この雫が枯れることはない。






*
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ