BLEACH*story
□逢いたかったから…
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なんとそこには──
白哉がいた…。
「──!?」
ガバッと勢いよく、ベッドから起き上がる。
そして窓を開け、声をあげた。
「白哉…お前…何でここに…!」
「何で…?不快だな。用がなく、ここにくるはずがないだろう」
「だ、だから、そういうことじゃなくて…」
「十番隊との入れ替わりだ。
次は六番隊が、空座町の警備につくことになったんだ」
「──そ…うか…」
前の電柱の上に──白哉がいる…。
ずっと逢いたくて…逢えなかった…白哉がいる…。
そう考えただけで、涙が出てきそうになった。
*