BLEACH*story

□いずれ離れゆく存在
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「十三番隊は只今より、ある任務についてきます」

「そうか…」

「朽木家の名に恥じぬよう、任務を遂行してきます」

「…………」





朽木家──そのコトバが胸を強く打つ。





このままずっと──私の傍から離れなければいいと…心の中で強く想った。





「…任務…きちんと達成してくるのだぞ…」

「はい…!それでは、失礼します」





ルキアは私を見、一礼し、部屋をあとにした。





途端に──私の瞳から大粒の涙があふれ出た。





止まることを知らぬように──両目から流れていく。





「…ルキア…///」





愛しい者を呼ぶ声が──部屋の中に小さく響き、そして消えた。





*end*





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