銀魂*story
□拍手の巻
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「ヅラ…」
「ヅラじゃない桂だ。貴様、何度言えばわかるんだ」
高杉が俺の膝の上でそんなことを洩らす。
「まぁそんな小さなこと言うなって…」
「小さなことではないだろう?過去に何度その名で呼ばれたか…」
俺は一息吐いて、高杉にちょっかいを出してやろうと、足の上にいる高杉に視線を向けた──
「──!」
その高杉はというと……目を閉じて小さな寝息をたてていた。
「──たく…もう寝たのか…」
その寝顔は──いつも高杉が見せるような表情とは違って…本当に可愛かった。
「…ふっ…こうしていつも…可愛い顔をしていればいいものを…///」
高杉のサラサラの髪の毛を撫で、俺は頬にキスをした。
これからも──俺の膝枕は、高杉だけのもの…。
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膝枕の桂編でした♪
いかがだったでしょうか?
高杉編は近日up予定ですvV
*080319〜080402*
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