銀魂*story

□拍手の巻
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「ヅラ…」

「ヅラじゃない桂だ。貴様、何度言えばわかるんだ」





高杉が俺の膝の上でそんなことを洩らす。





「まぁそんな小さなこと言うなって…」

「小さなことではないだろう?過去に何度その名で呼ばれたか…」





俺は一息吐いて、高杉にちょっかいを出してやろうと、足の上にいる高杉に視線を向けた──





「──!」





その高杉はというと……目を閉じて小さな寝息をたてていた。





「──たく…もう寝たのか…」





その寝顔は──いつも高杉が見せるような表情とは違って…本当に可愛かった。





「…ふっ…こうしていつも…可愛い顔をしていればいいものを…///」





高杉のサラサラの髪の毛を撫で、俺は頬にキスをした。





これからも──俺の膝枕は、高杉だけのもの…。





*******

膝枕の桂編でした♪
いかがだったでしょうか?
高杉編は近日up予定ですvV




*080319〜080402*






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