銀魂*story
□笑みは優しく 手は暖かく
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「桂…顔、ちゃんと見せろよ」
「──銀…時…///」
銀時を見る──と、顎をくいっと掴まれ、唇を強く奪われた。
「──ンふァ…///銀、ときぃ…///」
「桂の唇は──柔らかくて、俺の一番の好物だ…」
銀時の口付けは止まる様子を見せず、舌を絡め、角度を変え、何度も俺の口内に進入してきた。
「ハ、ぁ…///」
ヤバい…キスでイってしまいそうだ…。
そんな想いが脳裏をよぎったとき──ようやく銀時が唇を解放してくれた。
「ぎん…ときぃ///」
「桂…お前、今のキスだけでイきそうだっただろ?」
「──な、何を言って…///」
「俺にはわかるんだよ…。お前の考えてることや、体の変化…すべてがな…」
耳元でそんなことを囁くから、俺の頬は一瞬で真っ赤に染まってしまった。
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