銀魂*story

□闇夜に響く声
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「…………」





定刻通り、指定した場所に辿り着いた。





その場所は、ほとんど人通りがなく、明かりすらない小さな橋だった。





俺はまだ冷たい風を頬に受けながら、橋にもたれかかった。





「…………」





瞳を閉じる──思い出すのは…全て高杉のこと…。





あの頃──攘夷志士の時代から──俺と高杉はずっと一緒にいた。





同じ時間を、毎日共に過ごしてきた。





そしていつしか大事な友は──"友"ではなく…"愛する人"に変わっていた。





俺が想いを伝えるべきか、迷っていたとき──高杉から想いを伝えられた。





「ヅラ…俺、お前のことが好きかもしれねぇ…」

「──!?…高杉…!///」

「俺──おかしいか…?だけどよ…この気持ちは、もう抑えようがねぇんだ…」

「──いや、高杉は…おかしくなんかない…///
俺も──お前のことが、好きだ…///」






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