銀魂*story
□今はもう昔の話
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俺は最初から──出逢ったときから、銀時と違う方向を見ていた。
今更後悔しても──遅いもんは遅い…。
後悔……?
俺は何に後悔してるんだ…?
『おぃ高杉…』
『ん……何だ…?』
『そのよ……ガラじゃねぇけど……俺たち…ずっと仲間だよな…?』
『…………』
『……おそらく…な…』
『何だ〜?そのおそらくってのは…。まぁいいか』
今は懐かしい──あの会話。
『おい高杉…』
『何だ…』
『好きだぜ……お前のこと…』
今は懐かしい──アイツの告白。
『銀時──ふっ…///』
『たかす…ぎィ…』
今は懐かしい──アイツとの口づけ。
銀時をいつも傍で感じた日々。
*