銀魂*story
□罪人
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「ぎ……んときィ///」
ある日の夜──。
俺と銀時は激しく重なりあっていた。
「ヅラぁ…もっと声出せよ…」
耳元で、銀時がそんなことを囁く。
幾たび…重なっただろうか…。
俺は──罪人だ…。
罪深い…男だ…。
何故なら──
想いは──銀時とは違う人物に、向いているのだから…。
「──っ……腰が痛い///」
朝、布団からゆっくりと起き上がる。
結局朝まで何度も重なり合った俺と銀時。
相変わらず、腰は痛む。
「………んぅ…」
「…………」
傍らでは、銀時が小さな寝息をたてていた。
「…よっと…」
銀時を見、俺は衣服を整え、その場を後にした。
*