ガンダム00*story

□破られた約束
1ページ/4ページ







「…………」





今でも信じられない。





ロックオンが──死んだなんて…。





あのとき、ロックオンが私を助けに来てくれたときから、嫌な予感がした。



だけど彼は、大丈夫と言って、私の前を去った。





そして──戦闘が終わり、皆が生き残っていると聞いたときは…本当に嬉しくて…。





だけど、それは無常にも崩れた…。





"ロックオン"と彼の名前を呼び続けるハロ。





まさか──そう思ったときには…すでに遅かった。





ロックオンは──宙に…散った。





「ぅぅ──あぁぁ…///」





部屋で叫ぶように声をあげながら泣いた。





あの人はもういない。





あの人が私の前に現れることはない。





あの人が──私に触れることは…ない…。





今はもう、懐かしいあの声が、私の耳の中で響く。







*
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ