ガンダム00*story
□破られた約束
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「…………」
今でも信じられない。
ロックオンが──死んだなんて…。
あのとき、ロックオンが私を助けに来てくれたときから、嫌な予感がした。
だけど彼は、大丈夫と言って、私の前を去った。
そして──戦闘が終わり、皆が生き残っていると聞いたときは…本当に嬉しくて…。
だけど、それは無常にも崩れた…。
"ロックオン"と彼の名前を呼び続けるハロ。
まさか──そう思ったときには…すでに遅かった。
ロックオンは──宙に…散った。
「ぅぅ──あぁぁ…///」
部屋で叫ぶように声をあげながら泣いた。
あの人はもういない。
あの人が私の前に現れることはない。
あの人が──私に触れることは…ない…。
今はもう、懐かしいあの声が、私の耳の中で響く。
*