アイシールド*story

□ハロウィンの夜は
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「YA−HA−☆てめぇらハロウィンパーティーすんぞ!!」

『ハロウィンパーティー!?』





ヒル魔の予想だにしない言葉に、泥門メンバー一同は目を丸くした。




「今から早く準備しろ!!金は糞校長がなんぼでも出しやがる!
さっさと行動に移しやがれ!!」





ズガガガガ!──と、ヒル魔所有の銃が発砲される。




「ひぃいいいいい!」




その中でセナはいつもの叫び声をあげ、部室から出ようと足を動かした。




「おい待てよ。…セナ」

「は…ハィイ!?」





いきなり肩を掴まれ、セナは変な声をあげた。




「お前は行かなくていいんだよ」

「………え?……」




ヒル魔の言葉にセナは驚きを隠せなかった。







今、セナはヒル魔と付き合っている。




いろいろ大変な思いもしたが、何とか今は幸せな毎日を送っているつもりだ。




だが、たまに見せるヒル魔のこの真剣な口調や表情に一瞬圧されてしまう。




「何でそんなにビビっててんだ?俺と二人きりがイヤか?…」

「そそ……そんな事ありません!絶対に!」




セナはありえんばかりにヒル魔の言葉を否定した。




「なら……糞ガキ共が出てる最中に…一つ……スキンシップを取ろうじゃねぇか…」

「……それってどういう……」





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