BLEACH*story
□逢いたかったから…
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「…………」
部屋のベッドの上で一人──考える。
今頃白哉は──何をしているんだろうかって…。
まぁ、あいつのことだから、本でも読んでるのかな…とか、容易に予想はできるのだが…。
「最近…逢ってねぇよなぁ…」
思えば、ここ数ヶ月、俺と白哉は逢っていない。
会話すら、していない。
逢いたくてたまらない──たまらないけど…。
「きっと行ったら、
『そんなことのために、わざわざここに来たのか?』
とか言われそうだしな…苦笑」
寝返りをうち、ふいに外に目を向けた──
*