銀魂*story

□サンドイッチを召し上がれ
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「ピクニック日和だー!銀時!起きろー!」

「んぁ〜何だよこのやろー。俺は眠たいんだ〜」





昨日、酒を飲みまくって帰ってきた俺は、もちろん二日酔い。





そんな中、朝早くから桂の馬鹿でかい声が俺の耳に突き刺さったのだ。





眠たい意識の中聞いた話では…?何やら今日はかなり暖かいみたいだ…。





だからピクニックに行こうと叫んでいるみたいだが…。






「ん〜…もう少し…あと3分だけ寝させて〜!」

「3、2、1──はい3分経ったぞ!銀時!行くぞー!!」

「どわぁっ!」





瞬間、俺の体は布団から追い出され、宙に浮いた。



















「…………」





ボリボリと後ろ頭を掻き毟る。





あーー頭痛い。眠い。ダルい。





「…………」





目の前にいる桂だけが、ウキウキした様子で──自分で作ってきたのだろう、大きなお弁当を広げ始めていた。





「銀時」

「ん〜何だよ」

「貴様今、頭痛い、眠い、ダルい。──そう思っているだろう?」

「──ブハッ…お前、何で」





危うく飲んでいた苺牛乳を口から零すところだった。というか…すでに顎に伝っている液体があるのだが…。





そんなことは気にせず、俺は桂を見た。





「ふっ…貴様の考えていることくらい、手に取るようにわかるに決まっているだろう?」

「…………」








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