銀魂*story
□今宵 二人一緒に
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「勝ったー!よし銀時、今日は貴様が俺の言うことを聞く番だ」
「──はぁ?何でそうなる」
今、俺と銀時はある一つのことで声をあげていた。
「何を言う!貴様が言い出したことだろう?ばば抜き勝てば今日は何でも言うことを聞くと」
「言ってないね〜俺はそんなこと…」
「…………」
銀時の奴…いつからこんなに性格が悪くなったんだ…?
大きく息を吐き、その場から立ち上がる。
「もういい。俺は用があるから帰るぞ。
──銀時に付き合った自分が馬鹿だった」
吐き捨て銀時の前を去ろうとしたとき──奴にぐいっと手を引かれた。
そして唇に広がったのは、柔らかな感触…。
──口づけだった…。
*