ＳＫ短編
□Call me
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「暗くなっちまったな」
アンナ、アンナ。
オイラの可愛い嫁。
オイラの、オイラのだ。
みんなアンナの事恐いとか血が通ってないとか悪魔とか色々言いたい放題だがよ。
みんな誤解してんぞ、アンナはこんなに可愛い。
さっきだって、あんな風に甘えてきたり……
「〜〜〜〜〜っ!!!」
アンナ〜〜〜〜……
オイラ心臓がもたないんよ〜〜〜。
今もオイラの服を掴んだまま熟睡中だ。
なんだこれ。
据え膳？
「可愛いなぁ〜〜〜」
思わず緩んでしまう顔は仕方ないと思うんよ。
だってアンナの肌は真っ白だし。
アンナの髪はサラサラでキラキラだ。
「アンナ……」
名前を呼んだだけなのに、オイラなんだか幸せだ。
愛ってすげーな。
なんちって。
「ん……よぉ……」
「……。…………〜〜〜〜〜っ!!!」
アンナぁ〜〜〜。
オイラもう色々と我慢出来んぞっ
夢ん中でもオイラの名前呼んでくれてんなんて……
やばいやばいやばい。
麻倉葉。
ただいま理性と格闘中。