ShortDream

□君に夢中
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赤司君の彼女は私だもん!



私だけだもん!



赤司君を癒せるのも

赤司君を抱きしめてあげられるのも

赤司君を包んであげられるのも


私だけだもん!!







只今赤司君のお膝の上です
赤司君は椅子に座っててそのお膝の上!

お昼休みだから
緑間君とかむっくんとか黒子君とかと一緒に食べてるんだぁ


でもね
いまちょっと不機嫌なの…


だって…




だってね……













赤司君ってば
食べ始めてから一回もお話してくれないんだもん!

そりゃー
部活の話も大事だけどさ

大事なんだけども!






なんかやだよ-!!泣







もうご飯も食べ終わったし
赤司君がお話ししてくれないから
暇になっちゃったー




ちらちら赤司君のこと見てもまったく気づいてないみたい

ぎゅーって抱きついたり
服引っ張ってみたり
匂いをかいでみたり
髪の毛触ってみたり

なにをしても赤司君はしらんぷりしていた




またちょっと不機嫌になって唇を突き出しふくれっ面をしてみる




でも
ここで怒ってもしょうがないか・・・



なんであたしよりもみんなとはなしてばっかなんだろう


ずるいよぅ



私から赤司君とるなんてひどい



もうみんな大っきらい!




赤司君!

気づいて!

私寂しくて死んじゃいそう!!




そうおもいながら
ぎゅーって抱きついた



ぎゅーって抱きつくと赤司君の心臓のリズムが心地よかった




赤司君あったかいなぁ





なんかだんだん眠くなってきちゃった



お昼もまだまだあるし寝ちゃおうかなー


なんて考えながら私はうとうとして


気づいたらたらいつの間にか寝ていた
















青峰「おい赤司ー。」


赤司「なんだ?大輝」


青峰「さすがにかまってやれよ」

青峰があきれながら言うと
黄瀬も急に立ち上がり


黄瀬「そうっスよ!名前っちかわいそうっス><;;;さっきからずっとアピールしてんのに赤司っちまるっきり無視で俺がなんかつらかったっス〜;;」


敦や真太郎やテツヤまでも口々に言いだした


そして僕はため息をついた



赤司「おい、先日名前を甘やかしすぎだと言っていた奴は誰だ?」


みんなが視線のそらしたりしている


黄瀬「でっでもでも!さすがに今日のはかわいそうっすスー!適度に!じゃないと名前っちにきらわれちゃうっスよ!」

女の子はさみしがり屋なんスから!
なんて初めての涼太からのお説教に
僕は一瞬固まった


嫌われる?


そんなの嫌だよ



そんなこと許さない





適度なんて難しいことを言ってくれるじゃないか…





赤司「そうか…」




悲しくなって僕は名前をみた



僕に抱きついたまま眠っていた


目には多少の涙がたまっており
居た堪れない気持なって
優しく抱きしめた

それから
さっきはごめんの意味を込め
頭と瞼に口ずけをした


赤司「僕はちょっと屋上に行ってくるよ。後は各自自由にしていいよ」


そして名前を横抱きにして教室をでた









黒子「結局いつもの赤司君ですね」


青峰「でももうあれでいいだろ」


紫原「赤ちんも名前ちんも幸せそうだもんね〜だるいし口つっこまないほうがいいよ〜」


緑間「ふんっもとはと言えば黄瀬、お前が悪いのだよ!」


黄瀬「えぇ!?確かに甘やかしすぎっ手言い出したのは俺っスけどみんなもちょー同意してたじゃん!!」







あの後起きたら
赤司君に抱きしめられながら寝てたみたいで
嬉しくなった


それでね

そのあとたくさんおはなしして
たっくさんちゅうしてもらってね

もっとっもーっとうれしくなったよ!

赤司君大好き!
 

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