キミ達に伝えるコトバ

□第5Q.伊達じゃないですよ
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体育館はざわめいている。



部「何?結局全面使うの?」
部「ゴール壊した奴がいんだってよ!」
部「はあ?…うお!マジだよ!!」



海常の平部員が得点板を移動させたり、ゴールを下ろしている。
禊達はベンチに戻り、荷物をまとめ全面側コートのベンチに移動する。



黄「確かにありゃギャフンっスわ。監督のあんな顔始めて見たし。」
火「人ナメた態度ばっかとってっからだつっとけ!」



笑いながら話しかけてくる黄瀬に火神が言い返す。



禊は笑ったまま火神に話しかける。



禊「あっはははっ!大我、派手にやっちゃったね〜!」
火「おう!」



ドヤ顔で答える火神。
そして、未だ笑い続ける禊。



禊「あははははっ!ちょっ…笑い止まんなっ…。くっ…ふふふ。」



禊は笑いが止まらず、悶えながら笑っている。
黒子は鞄を置きながら火神に言う。



黒「火神君…ゴールって…いくらするんですかね?」
火「え!?あれって弁償!?」



黒子の言葉を聞くなり、火神は黒子の方を向く。



禊「がーんばってねー。」



禊は笑いながら、他人事のように素知らぬ顔をしている。










その頃、海常ベンチ。



武「………。
黄瀬!ちょっと来い!」



黄瀬が監督の武内に呼ばれていた。





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