モノクロ世界(内容)
□3、入団します
1ページ/4ページ
さて、あっという間に時は経ち、ここは教団の門の前。
(Σ早ッ!?)
(…めんどくさいし…)
(Σ!?)
「ここが、教団…?」
美代がポツリとつぶやく。
神田とラビは地下水路から入れるらしいが2人が門番の検査を受けなくてはいけないため、がけの上までやってきた。
「(ねぇ、前々から思ってたんだけど、ここってどっちかというと悪の組織っぽくない??)」
「(…美代、それは禁句)」
門番の検査も一応(←)クリアし、中へと入る。
「か、開門〜〜!!」
・・・一瞬門番の顔がゆがんだのは気のせいにしよう。
「はじめまして、科学班班長のリーバー・ウェンハムだ。よろしくな」
出迎えてくれたのはリーバー班長と科学班だった。
二人とも英語がまったくわからないため、神田とラビに通訳としてついてきてもらう。
(神田の眉間の皺が3倍になった(笑))
(な、菜緒??何か睨まれてるよーな…)
菜緒さん強し。
睨まれても楽しそうです。
リーバーに教団の中を案内してもらいながら司令室らしきところに到着する。
「はじめまして、菜緒ちゃん、美代ちゃん。室長のコムイ・リーだよ」
中では室長のコムイが待っていた。
軽く挨拶をした後、教団やイノセンス、エクソシストなどの説明を受けた。
書類が床一面に散らばった中を何とか進み、ソファに座るとクロとシロもそれぞれ座る。