モノクロ世界(内容)

□6、いよいよ原作へ
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「界蟲『一幻』!!」



神田の放った界蟲がアクマを次々と破壊していく。


「うわあああ、神田さん!」


半数ほど倒したとき、ゴズの声が聞こえた。

「っ!!神田!!」

おそらく、ゴズを庇ったのだろう…

神田の方を見ると、神田が胸から大量の血を流し、膝をついている。

それにチャンスとみたのか、菜緒の相手をしていたアクマが数体神田のもとへ飛んでいく。


「神田!危ない!!」

「うるせぇ!テメェはそっちに集中しろ!!」


とっさに神田の元へ行こうとする菜緒にそう言い返すと、アクマ達から距離をとる。


「六幻、災厄招来!」

「界蟲『一幻』!!」


神田の攻撃でアクマの数が残り数体となる。

その光景に菜緒は改めて神田の強さを知った。

「(すごい…)これで終わりだ!風よ、全て吹き飛ばせ!!」


菜緒の一撃で、1対を残し全てのアクマが消えた。
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