The philosopher's stone

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ミーン、ミーンと蝉の鳴き声がする朝。


窓からコンコンという音で目が覚めた。



暑さで肌がジトリと湿っている。
それに少し眉を寄せながらも窓へと歩いた。




そこにいたのは、普通では考えられないであろう動物……――――――梟だった。









『あ、アルバスからのお手紙だぁ…!
ふふっ、久しぶりだなぁ……っと、ありがとね』









魔法界では有名な学校、ホグワーツ魔法学校で校長を務めている昔からの旧友、アルバス・ダンブルドアからの手紙で舞い上がる。



届けてくれた梟の頭を優しく撫でると、嬉しいのか指を甘噛みする。





私はカサリと音を立てながら手紙を開いた。

















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