哀うた

□最後のキス
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あの寒くて雪が降ってる中
夢中でキスした僕達。


頬は氷のように冷たかった。 

クチビルもすっごく青くなってた。

君はずっと小さく震えてた。



でも、まだ生きてた。
「ずっと一緒」って笑ってた。


次に会った君は・・・

氷のように冷たいし、青くなってた。
ただ、ただ、眠ってるみたいに

死んでた。

君から流れる血はまだ温度があるのに


僕は泣きながら君に問い掛けた。
「幸せだった?不幸だった?」  



何も聞こえない。

君に僕の温度が伝わるように・・
最後のキスをした。


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