05/21の日記

20:34
『ポチ拾いました』裏話 2ヶ月半はボツ原稿
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一応、自分にとって初めての本、ということで、
どのように本ができたかを、ぽつぽつと書こうと思います。
何かの参考になれば……と思いましたが、ならない気がしてきました……すみません……(汗)


今回、電子書籍『ポチ拾いました』を発売するに当たり、苦労したのは後日談でした。

というか、実は本編はCharade新人小説賞受賞作でして……
シャレード様から電子書籍化の話を頂いた時には、すでに本編はできている状態でした。

ここで、「こんなこともあろうかと、続きの話は前々から考えていたものが……」という状態ならよかったのですが、
電子書籍化の話を頂くまで、「続きの話」は自分の頭の中にも存在しない状態でした。

それから、「続きの話」との格闘が始まりました。

最初に、10日かかって案を2つ、考えました。
@1つは男同士がつき合うことに対する周囲の反対を乗り越えて、水月(受)とポチ(攻)の愛が深まる重めの話、
Aもう1つは、トシの娘(!?)にポチが振り回される明るい話、でした。
それは担当様と相談し、Aの方がよいだろうということで、Aで書き始めました。

10日で挫折しました……。
ポチが明るくなりすぎて、本編のポチと隔たりがあり、どうもしっくりこなかったのです……。

そこで、A案を捨て、別の話(B)に変更しました。
4日であらすじを考え、いけそうだったのでこの話になりました。
それを35日かかって書き上げました。
これが電子書籍に収録されている後日談その1です。

その後、本編の修正をしていたのですが、
本編と後日談その1だけでは少し物足りない気がしたため、
新たに別の話(C)を考え、担当様と相談して、それも書くことになりました。

51日かかって書き……挫折しました(えええッ!?)
詰め込みすぎたのと、全体的にトーンが暗くなったのとで、面白くなりませんでした……。

それから5日でまた別の話(D)を書き、これも挫折。

この時点で、どうするんだーー!? という状態に。
話が思いつきません……。

ここで、もう今までの案の延長や別バージョンはやめ、まったく別の観点で話を考えることにして、
……するとふっと話が思いつき(E)、翌日にはあらすじが決まり、これでいけるのではと確信が持てました。
それで14日かかってほぼ書き上げました。
これが電子書籍に収録されている後日談その2です。
この時点で5ヶ月が経っていました。

それから1ヶ月で本編+後日談1+後日談2の著者校正をして、完成となりました。

6ヶ月の日数の内訳は以下の通りです(メモから計算しているので、若干間違いはあると思いますが……)
話@+A:20日 → 挫折
話B:39日
ゲラにする前の本編修正:28日
話C:51日 → 挫折
話D:5日 → 挫折
話E:14日
著者校正:34日

つまり6ヶ月強(191日)の内、2ヶ月半(76日)をボツ原稿に費やしたということです。

小説を書く時、何が一番大変かと考えると、やはり話を決める(思いつく)までが一番大変です……。
投稿している時も、いつもこれで苦労しております。
今書いている話が「最後まで書ける話」なのかどうか、その見極めが難しい……。

経験的には、「最後まで書ける話」なら、そんなに苦労せずに書けることが多いです。
後日談1にしても2にしても。

ただ、いろいろありましたが、
電子書籍に収録した後日談2つは、どちらも明るいポチらしい話になり、それはほんとにほっとしております。

電子書籍化のおかげで、自分も「ポチ」の続きを知ることができたという感じです……。

とにかく、もっとすんなり話を思いつけるようになりたい……というか、
せめてあらすじ時点で、これが最後まで書ける話なのか書けない話なのか、ある程度めどがつくようになりたいです……!

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