06/12の日記

17:06
世界から猫が消えたなら
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おひさしぶりです。ぷーるさいどです。
毎度毎度小説の更新のお知らせでなくてすみません。
金曜日に映画、「世界から猫が消えたなら」を観てきたのですが、思ったことをどこに吐き出したらいいか分からず……ちょっとここに感想を書いていこうかなと思います。
恐らく、ネタバレも含みますので、読みたくない方はUターンお願い致します。

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小説は、前々から結構気になってた作品(猫が好きなもので)
で、キャストがこれまた私の好きな人ばかりだったので、観に行くことを決意しました。
その後書店で本を見掛けて購入し読破。
最後の方は涙で文字が読めなくて休み休み読みました。
内容は、何だか組み立て方?がドラマみたいだなと思ったのですが、作者が映画プロデューサーの方だったらしく、ちょっと納得してしまいました。終始主人公の独白という形で進むのですが、(実はそういう文体の特徴もあって、どう実写化されるのだろうかとドキドキしたりもした)哲学的な内容も含まれていたり、映画の名言が随所に用いられたりしていて付箋をつけながら読みたくなるような本でした。
話の割と序盤、主人公と外見がそっくりの悪魔の登場に、あ、健ちゃん一人二役だ、すっごいおいしい、と思っちゃいました。いや本当においしかったです。
一番最初の遺書の出だしの部分、健ちゃんがナレーションしてくれると嬉しいなあと思っていたら、思った通りにしてくれていたので、凄く嬉しかったです。
叫びながら病院から飛び出すシーン、あれやるんだなと、笑いながらみました。
映画の悪魔ですけど、皆が思うような悪魔だったように思います。小説の方はもうちょっと事務的なやり取りというか、そういう会話も多かったので。
コミカルなシーンは削られて、(きのこの山とか猫と悪魔が戯れてるところとか)その分他の登場人物とのエピソードが増えていたと思います。
キャベツを探しに飛び出すシーンと、母の病室に駆けつけるシーンの繋げ方がとても好き。
世界から物が消えたら、過去からもその存在が消えてしまう事と、死ぬことを受け入れたあとに全て戻ってくる設定には少し驚きましたが、もともと数日後に死ぬ運命で、それを受け入れる手助けを悪魔がしてくれていたと考えれば辻褄は合うかなあと思いました。

ちょっと、まだまだ書きたいことあるし、まとまらないので、続きはまた新しい日記に書きます。取り敢えず、映画の描写とかの感想はここまでです。多分。
長くなりました。では。

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