短編
□今更なにさ
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どうも、先日彼女と喧嘩しましたこーすけです。
仲直りはまだです。
｢はぁ…｣
｢こーすけ大丈夫かよ｣
｢おー、ｷﾖー、大丈夫じゃない｣
｢ﾌｼﾞとﾋﾗも心配してた｣
｢いやー、迷惑かけてんね、すまん｣
こいつは友達のｷﾖ。
見た目ﾔﾝｷｰのｸｽﾞだけど、いい奴。
｢仲直りしないのか、こーすけ｣
｢したいけどさー…｣
｢初めての彼女なんだべ？｣
｢うん…｣
｢あれってさ、こーすけの彼女じゃね｣
｢んぁ？本当だ｣
｢隣のは？ﾌｼﾞ…？｣
｢はぁ…？｣
なんでﾌｼﾞといるんだべか…。
浮気とか？喧嘩で愛想尽かされたとか？
嫌な想像しかできねぇ。
会話聞こえるし…。
『うん、ごめんねいきなり呼び出して』
｢いや大丈夫だよ、でさ、どうしたの｣
『その…こーすけと喧嘩しちゃって』
｢そっかー…素直に謝ったらどうよ｣
『でも…いらないって』
｢じゃあ俺が貰ってあげる｣
なんだよ、この会話。
｢おい、ちょっといいか｣
『…っ、こ、こーすけ…』
｢なに…？｣
｢ﾌｼﾞお前さ、『あ、私帰るっ』あ、おいっ｣