静臨*長編
□守るから
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シズちゃんと想いが通じて早ニ週間がたった。
右肩もすっかり良くなった。あのあとちゃんと新羅には謝礼金+治療台を払った。新羅はやっぱり察しがいいのか俺たちの関係にはすぐに気がついたらしい。
まぁ、あいつは首無ライダーにしか興味はないらしいが。
それはおいといて今日は久しぶりにシズちゃんに会える。
あれから二人とも仕事が増え、やっと日にちがあった。
会うのは今日の夜の俺のマンション。
まだ朝だからまだまだ余裕はある。俺はいつものようにパソコンを起動させいつも依頼などで使っている掲示板を見た。すると早急に情報がほしいと言う依頼があった。
最初は無視しようと思ったが常連の、しかも依頼料もそこそこ高いお得意様からだった。流石にこれを無視するわけにもいかないし、しかも夜まで暇だったためその仕事を受けることにした。
黒いいつものコートを羽織りマンションを後にした。
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