薄桜鬼
□第二章
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ゆっくりと喋る千鶴ちゃん
「私っ・・・勘違いしてた・・・皆さんに嫌われていると思ってた・・・」
でも、と続ける
「違った 彩祢ちゃんが教えてくれた・・・皆さんは私の事を思って言ってくれてたんだって」
よかった気づいてくれて
「だから・・・ありがとう!!」
満面の笑みで私にお礼を言ってくる
『ううん でも気づいてくれてよかった』
私も笑って言う
『よしっじゃ今日はもう寝よう!明日二人で、皆に美味しい朝餉を作ってあげよう!!』
「うん!!」
大丈夫、きっと千鶴ちゃんなら大丈夫
どんな困難があっても何にも負けない・・・そう信じてるから
今は取り合えず前へ進まなくちゃいけない
止まってなんかいられないんだから!
そうして私達は眠りについた