薄桜鬼

□第一章
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そんなことを考えている間に千鶴の話は終わってしまったみたいだ

「で お前は?」

『へぇっ!?』
まさかもう千鶴の話が終わっていたなんて!!

『えっと 今から言うことは本当の事です
信じるか信じないかは皆さんにお任せします』
私は目を逸らさず土方さんの目を見て言う

『私の名は篠原彩祢と言います
私はおよそ150年先の未来から来ました』
皆が何言ってんだこいつというように私を見る

「お前そんな嘘が通用するとでも思っているのか」

『先ほども言いました様に嘘はつきません
全て本当の事です』

「なら証拠は?」

証拠・・・証拠になる物なんて今はn-----

『そうだっ!!私のバックを持ってきてください!!』

「ばっばっく?何だそれは」
そっか英語は通じないのか

『鞄です 私が持っていた』

「あぁあれか 平助荷物を持ってこい」

土方さんに言われポニテの少年・・・もとい平助君が荷物を取りに行ってくれている

「ほらよっ」

『ありがとう えっと・・・・』
これだっ

『これです どうぞ』
皆興味深々に携帯を見る

「なぁなぁこれは何だ??」
平助君が聞いてくる

『これは携帯電話といってこれを持っている人同士が、電話したりメール・・・文を渡したりできるものです』

「へぇ〜」

「だか これだけじゃ証拠にはならない」
そういうので私はipotを取り出す

「これは何だ?」

『これはipotといって音楽を聴いたりするものです』
実際に曲を流す
吉岡亜○加の闇の○方をかける

《っっ!!??》
皆ビックリしてる
まぁ当たり前か
そうだ今のうちに写メを!!

カシャ

幸い曲の方が音が大きいのでシャッター音は聞こえなかった
だっ誰にも気づかれてない??
よかったこれで思い出が(?)が出来たぞ!

「こんな物まで見せられたら信じざるを得ないですね」

眼鏡をかけた優しそうな人が喋った

「そうだな・・・」

「よしっならば彼女もここで保護しよう!」

「近藤さんが言うなら-----」

『本当ですかっ?! ありがとうございます!!』
私は嬉しさのあまりに大きな声をだしてしまったがスルーなれてしまった;;

「それよりお前はこれから俺達に起こる事をしっているのか?」

・・・・どうしよう、知っているけど・・・

『知っています ですが話す気は一切ありません』

「どうしてだ?」
平助君が聞いてきたので答える事に

『もし私が貴方達に今後起きることを言ってしまえば、本当は生まれてるくる筈の人が生まれてこなくなり生まれてくる筈の人が生まれてきたりなどしてしまうからです』

「そうか・・・」
少し落ち込んでしまったような・・・
でもこれは本当の事だしなにより彼等の信念が私のせいで無くなってしまってはいけない
だからこの事は今話さなくちゃいけなかったんだ

「・・・・今から二人の処遇について話そうか」

「そうだな 雪村も篠原も近藤さんとか山南さんの小姓にすればいいじゃねぇか」
こしょう?

「やだなぁそういうのは『あのぅ・・・こしょう≠チてなんですか?』

《・・・・・・・》
きっ聞いちゃ駄目だった!?
でもでも分からなかったし・・・

「小姓も知らないの?小姓っていうのはお世話係みたいなものだよ」
お世話係・・・メイドさんや執事みたいなものか

「じゃぁ雪村君と篠原君はトシの小姓で・・・」

「そうですよ そういうのは言いだしっぺが責任とらなきゃ」

「てめぇら・・・!俺は二人も小姓はいらねぇ そういう総司も責任とりやがれっ」

「えぇぇめんどくさいなぁ」
わっ私はどうすれば・・・
それに人のお世話とか出来ないし;
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