薄桜鬼

□第六章
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・・・・・ん?
此処は、私の部屋?
どうして私は此処に・・・・そっか池田屋の時に

「彩祢ちゃん!目が覚めたんだね!!」

千鶴ちゃん?

『・・・・もしかして千鶴ちゃんが看病してくれてたの?』

「うん、でも良かったぁ 彩祢ちゃん、3日も寝てたんだよ?」

『3日も!?』
千鶴ちゃんは頷き、

「思ったより顔色も良くて安心したよ」
と言ってくれる

『ごめんね心配掛けて』

「ううん!」


『千鶴ちゃん、総司さんは大丈夫なの?』

「え、うん」

千鶴ちゃんは歯切れ悪く答える

『本当に??』
私は千鶴ちゃんの顔を覗き込み問う

「ぅ、あのね実は・・・---」




『じゃ総司さんの所に行って来る』

「だっ駄目だよ!!」
慌てて私の前に立ち止める

『お願い、行かせて?』

「・・・・分かった、じゃ私も一緒に行く」

何とか説得成功
でも一緒に?

「今は皆さん、広間にいらっしゃるので」

『そっか じゃ行こうか』

そう言って私と千鶴ちゃんは広間へと行く
今の時間に広間にいるってことは会議中なのかな・・・?




先に皆にお茶を用意してから広間へ行った

「雪村です、失礼します」
ススーと襖を開ける

私は千鶴ちゃんの後に続いて入る

「いつもありがとぅ・・・・篠原君?!」

「お前何時起きたんだよ!!」

何時って・・・

『何時って今さっきだよ、それより・・・』

「それよりって・・・・」

と言って少し落ち込む平助君
まぁそこは無視しよう

『皆さん、ご心配お掛けしました』

私は頭を下げる
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