薄桜鬼

□第四章
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片づけを素早く終わらせ千鶴ちゃんと二人で再び広間えと行く

『失礼します 篠原です』
そういうと「入れ」と聞こえた

ススーー

土方さんしかいないと思っていたのでちょっとビックリする
総司さんと平助君もいた

よかったぁさすがに土方さんだけだとちょっと・・・ねっ


「お前等に外出許可をくれてやる」

えっ!?
ついに屯所の外へ出れる!!

「ただし、隊を束ねる組長の指示には必ず従え」

《はいっ!!》

私も嬉しいけど千鶴ちゃんはもっと嬉しいよね!

「なるほどねぇ」
平助君が突然呟く

「?」

「だからオレ達が呼ばれたのか でも今回はオレより総司向きだな」
そっか平助君は確か夜だもんね

「うん 僕も夜より昼の方が安全っていうのは同じ」
私は兎も角千鶴ちゃんは無理っぽいもんね
でも、と続ける

「不逞浪士に襲われても見捨てちゃうけど、いい?」

『いいわけないでしょ/ねぇだろ!!』

お?今誰かとハモった
誰かと思ったら土方さん
そんな事を思っていたら「私逃げませんから」と言っていた

「あはは ちょっとからかいすぎたかな、でもいつ浪士に襲われるか分からないから」
後半は真面目に答える

『まっまぁ兎に角外出許可が出てよかった!よね?』

「うん!」

「じゃさっさと準備して来てよね」
そういうと広間からいなくなった
千鶴ちゃんもいそいそと広間を出た

『私達も行こうか』
平助君に声をかけ広間を出る



平助君は夜まで暇と言っていたので私の部屋でお茶会(というなの話し合い)をすることに

『千鶴ちゃん、大丈夫かな?』

「何が?」
とお茶を啜る

『結構気持ちが浮ついてた、というよりも嬉しすぎて他の事が頭に入っていないから何か起こりそうな気がして・・・・』
部屋の真中で寝転がる私の横に平助君も同じように寝転がる

「大丈夫だろ 総司もいるし!」

『そうだよね・・・!!』
なんだか、平助君といると和むなぁ〜と一人そう思っている

そして「オレ用事思い出したからちょっと行ってくる」と言い部屋を出て行った

なんか眠くなってきたなぁ

・・・・・・・・・・・・・



『・・・ん?』
いつの間にか寝ちゃってたんだ
それにしてもやけに屯所が騒がしいな
もしかして何かあった?!
・・・よし!そうと決まったら
広間へLet'sGO!!
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