薄桜鬼

□第一章
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ん?あれ・・・・
此処は・・・そっか私昨日トリップしてきてなんか見ちゃいけないものを見て此処に来たんだっけ
そういえば昨日の少女≠ヘ??

まだ寝てるのか;

「っ・・・あれ?そっか・・・全部悪い夢だったら良かったのに・・・・」

『残念だけどこれは夢じゃないよ』

「っっ?!」

少女は私の声に驚いたみたいだ
『大丈夫??って私が言える事じゃないんだけど』

「えっと昨日の方ですよね??」

『うん あっ私は篠原彩祢、
彩祢って呼んでね!!』

「私は雪村千鶴です 宜しくお願いしますね彩祢さん」

『敬語取っていいよ?まぁこれから女の子同士°Xしくねっ千鶴』

千鶴が目を見開いて私を見て、

「気づいてたんですか?!」
と言ってきた

『えっ?うんだっt-----』

「目が覚めたかい?」
突然襖が開いたと思ったら優しそうなおじさんが入ってきた

凄いキラッキラなオーラがあるよこのおじさん!!!!!!
なんかこのおじさん見てるとこころが和らぐなぁ・・・・

「すまんなぁこんな扱いで・・・今縄を緩めるから少し待ってくれるかい?」

・・・・・・・・・・・・・
二人分の縄を緩め終わったらといってもさすがに手の縄わ取ってもらえなかったけど・・・
千鶴が口を開く

「此処は何処ですか?」
貴方は一体・・・・と千鶴が聞く
おじさんは

「私は井上源三郎 ここは新撰選組の屯所だ」

・・・・・・んん??
井上さん、貴方今なんと仰りました?
新選組の屯所と言いました?!
新選組ってあの新選組?!

と私が混乱してるなか井上さんが一緒に来てくれるかい?と言っていたので取り合えず付いて行くことに

ガラッ

わぁぁイケメン勢揃いだ!!!!!
きゃぁぁ写メ撮りたかったっっ

「おはよう 昨日は良く眠れた?」

茶髪・・・もとい沖田さんが話してくる

「貴方は・・・」

「みたいだね畳の跡がついてるよ」
そう言われ千鶴の顔が赤くなる
ちっ千鶴騙されちゃ駄目!

『千鶴 跡なんて付いてないよ』
できるだけ冷静を保って言った

「その奴の言う通りだ からかわれているだけだ」

『貴方って酷いのね』
一応名前は伏せておいた

「一君も君もひどいよね もうちょっとあの子の反応を見たかったのに」
貴方はSかっ!!いたドSだきっと!!!!!

「で・・・・そいつ等が目撃者?ちっちゃいし細っこいしまだ餓鬼じゃんこいつ等」
貴方に餓鬼なんて言われたくないっ!

「お前が餓鬼とか言うなよ 平助」

「だな 世間からみればお前もこいつ等も似たようなもんだろうがよ」
そうだそうだっっもっと言ってやれ!!
なんて思っていると

「よさんか三人とも!」
という声がした
急に部屋の中が静かになった
 
「取り合えずそこに座りたまえ」
そう私と千鶴は立ったままだったのだ
この人からもキラキラの眩しいオーラが出ている!!!

「私は新選組局長の近藤勇だ」
やっぱり・・・この人が近藤さんか

「こちらの山南君が総長を務めていてその横にいるのが-----」
とそこまで言ったとき

「・・・・近藤さん何で色々教えてやってんだよ」

「ん?駄目なのか?」
周りから教える義理もないんじゃないかと言っている
ごほん・・・と近藤さんが咳払いをして

「でわ本題に入ろう改めて昨夜の話を聞かせてくれるか」

そういって斉藤さん(?)が話し始める

まだあってるかわからないから一応(?)をつけておこう
昨夜の事を話している間私はぼぉとしていた
すると急に声をかけられた

「おいお前等 昨日何も見ていないのか」
と言われた
私が答えたのでわなく千鶴が答えた

ここは千鶴に任せておこっと
何故なら話すのが面倒だから

「殺しちゃいましょうよ 口封じするならそれが一番じゃないですか」
そんな声が聞こえたのではっとする

「そんな・・・!!私絶対に誰にもいいませんか!!」
千鶴が必死に言うので私も言っておこう←
『本当です!!誰にも言わないと約束するのでそれだけはっ・・・!!』

「もういい 連れて行け」
と土方さんに言われる
私はとっさに

『この子だけは話を聞いて下さい!お願いします!!』

土下座をしながら言う

「なら洗いざら話してみろ」
私も千鶴もほっとする

よかったぁ話は聞いてくれるみたいだ
でも私はどうしようかな
正直言うか言わないか・・・・
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