心霊研究生

□ハジマリ
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――季節は夏。中学テニスの全国大会も終わり、夏休みもあと一週間。
宿題を終わらせようと、真田の家で勉強会をしている立海レギュラー陣。
明日から新学期。宿題が終わり、一同は赤也が自宅から持ってきたホラーゲームをやり始めた。
始めると、赤也とブン太は怖がり、ジャッカルが二人を宥める。
三強は平然としている。幸村は柳と真田の服の裾を掴んでいるが。
仁王は興味が無いようで、あまり画面を見ていない。
柳生は少し怖いのか、仁王に寄り添っている。



「くらってねぇ!」

「何でっスか!」

「光ってないからだ、落ち着け赤也。」

「にゃんで〜! って何処行った!?」

「うしろうしろ。」

「うわぁぁぁ!強いってもう! 部長代わってぇ!」

「ヤダよ。怖いもん。」

「うぅ〜。」



ゲーム開始から約一時間。中盤に差しかかった所でのイベントと戦闘に、赤也達は四苦八苦していた。
そして…
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