Novel
□WISH
1ページ/2ページ
暗闇の中
どんなに手をあがいても
**WISH**
「師匠…、今日も遅いかな…」
…もう12時まわってる…
「師匠今日は帰って来るの早いって言ったのに…」
・・・ーーー
ガチャ
「!!…師匠ッ…」
「ん?…まだ起きてたのか馬鹿弟子が」
「はいッ!!ずっと師匠をまって…」
…また違う女の人の匂い
わかってる
これは仕方ない事だって
でも
「どうした?今日は異常に静かだな」
「…師匠…、今日も女の人の所に行ってきたんです、か?…」
バカだ僕
聞くなんて
わかりきってる事なのに
聞いたら
事実から逃げられなくなる
.