沖田ァ!

□1
1ページ/4ページ


ーーー…ごめんなさい茜…

(謝らないでよ…)

ーーー…離れていても貴方は私達の大切な娘…

(む…すめ…?)

ーーー…さようなら、愛しい娘よ…

(貴方達は…だれ…?)



ーーー
ーー



「勝者、虹ケ丘学園、渡辺!!」
「「おぉ〜!!」」
「ふぅ〜…」

試合が終わって面を取って一息…
後ろから抱きつかれた

「また優勝ね!おめでとう茜♪」
「ありがとうございます、陽菜先輩」
「陽菜ずるいー!茜は私の!」
「私は物じゃありませんよ、亜美先輩」

この二人の先輩はいつも私のことでケンカするから疲れるよ…

「表彰式終わったらマックでお祝いしよっ!茜の優勝祝い♪」
「「賛成!」」

他の部員達まで乗り気になっちゃった
でも…

「すいません…。今日は帰らないといけないんです」
「「え〜!!!」」
「どうしても外せない用事が…」
「え…それってもしかして…!」
「え?」

あ、亜美先輩…顔が怖いよ〜💦

「「男か!?」」
「…へ?」

男…?

「私の茜を誑かすのはどこの野郎だー!」
「「今すぐ息の根止めてやるー!!!」」
「あの〜…💧」

私の話を聞いてください…💦

「あの馬鹿共は放っておいて呼ばれてるから行っておいで」
「はーい…💧」

部長に言われたしとりあえず表彰式に出てこよう…

「「〜!!!」」
(まだ騒いでる…💦男なんているわけないのに…💧)

本当に外せない用事があるだけ…なんて考えながら表彰式に望んだ…ー
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ