東方妄想記

□紅魔館の執事
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第一章
「お茶をお持ちしましたよー 今日のケーキはタルトです フランをよん 失礼フラン様を呼びに行ってきますので」
俺はレミリア様の前にティーセットを並べそそくさと逃げるように…
「待ちなさい あっつん」
逃げられなかったか
「はい なんでしょぉう」
「どうしたのよ 噛むなんてなに動揺してるの?」
「イヤーベツニナニモアヤシクナイヨー」
「そう ならいいわ なんであなた今フランの事をよびすてしたのかしら」
「それはですね 話せば長くなるのですが 構いませんか?」
レミリア様は少し考え
「長い話は今は結構よ お茶がさめちゃうじゃない いいから早くフランを呼んできて」
「はい ただいま」
俺はレミリア様がいる部屋を後にしフランを捜しに部屋を出た
「私は後で聞こうかしらそのお話を」
出てすぐのところに咲夜さんが立っていた
「その話とはなんでしょう?」
とぼけてみた
「フラン様を呼び捨てにする理由に決まってるでしょ」
「そのはなしですかいいですよ」
「やけにあっさりしてるじゃない」
「可愛い娘に嘘つくの嫌なんでね」
咲夜さんが赤くなりなにか言いたそうだったが俺はスルーして フランを捜しに廊下に出た
「あーーっつーーぅん」
前からフランが突っ込んできた しかしもうこれも馴れた 俺はフランの軌道を見切り受け止め抱き抱える形になる
「お茶の時間ですから降りてくださいね」
俺はフランを降ろそうとしゃがむが一向に降りようとしない
「あのーフラン様?」
「様はいらない!!」
怒られた
「フラン降りてお茶の時間ですから」
「フランの事嫌いなの?」
「嫌いじゃないですよ」
「じゃあこのままでいいじゃん♪」
俺はフランを抱き抱えたままレミリア様がいる部屋に戻った 咲夜さんもいた
「遅かったわ…ね」
「フラン早く降りてくださいお茶の時間ですから」
「うん」
フランはようやく俺から降りた
「ずいぶん仲の良いことね」
レミリア様が何故か怒ってらっしゃる
「もう 二人とも下がっていいわよ」
俺と咲夜さんがレミリア様によって下げられた 次は晩御飯の支度か
「では晩御飯の支度をしながらその話を聞かせてもらおうかしら」
咲夜さんが提案してきた 断る理由もないし
「いいですよ」
承諾した

執事メイド移動中
紅魔館のキッチンについた俺は咲夜さんと並ぶように立った
「今日は咲夜さんがしてくださいよ 俺は話をしますから」
俺は後ろの壁に凭れた
「それ単純にあなたサボりたいだけでしょ」
「・・・」
沈黙の回答
「図星のようね じゃその話早くしていただける?」
「単純にフランに気に入られたみたいで様をつけると 嫌いになるとか言われまして」
すると咲夜さんは
「へー そんな理由なの」
そんな理由なのっていいますけどこちら側としては大変なんですよ^^;
「でも以外ね フラン様がなつかれるとは」
「ここのお嬢様は可愛くて仕事のしがいがありますね」
「そうですね♪」
それからお嬢様トークで咲夜さんと盛り上がり料理するのを忘れレミリア様に怒られました
第一章 end
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