それは、必然

□Act.3
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『職員室・・・ここか』



昇降口にいたスリーライツに興味のない多くの男子生徒たちの一人に職員室を聞いてやってきた


うん、親切




『失礼します、転校生の藤岡 優衣ですけど…』


「ああ、君が藤岡さんだね、私が担任の福田です」


『今日からよろしくお願いします』



・・・この人見たことあるような



「あ、君たちがスリーライツの…」


「大気光です」


「星野光です」


「夜天光…」


「よろしくね、私が担任の福田です」




『ええ?!』


「あ、優衣」


「間に合ったみたいですね」


『あ、うん…じゃなくて!先生!もしかして3人と一緒のクラスなんですか?!』


「そうだよ」


「お!マジ?よかったなー優衣」


『よかねーよ!先生!今から変えてもらったりできませんか?』


「…優衣イヤなの?」


『い、いやっていうか・・・』



演技、


演技とわかっていても…




その顔しないでよ!私が悪いみたいじゃん!!




「今から変えることはできないんだよ、悪いな藤岡」


『ま、まじすか…』




うわあ…自己紹介のとき視線が痛そう…









「というわけで、今日からこの4人が新しい仲間になることになりました、皆さん解からない事は教えてあげてください」



ああ…視線が痛い…



「では開いてる席に…」


「ハイハーイ!夜天さんここが開いてまーす!」



美奈子ちゃん…そんなバンバンしなくても…



「ここ、開いてる?」


「あ、はい!」



まこちゃん嬉しそ…



「俺ここ、よろしくな、おだんご」


「私の名前は月野うさぎ!」


「へえ、月見団子」




・・・今日の星野の晩飯は生のにんじんに決定





「ここも開いてるみたいですよ」


『へ、あ、うん…え、ここ…?』


「ええ、ここですよ」






大気の隣かよ!!!




うう…さっきより視線がいたい…




「私木野まこと、よろしくな」


『あ、私藤岡優衣、よろしくね』




やった!まこちゃんと友達になっちゃった!



機嫌いいからやっぱ星野の晩飯は普通に作ってやるか




「では、授業を始めるよ」




授業が始まって即効でうさぎちゃんたちは注意されていた



っていうか美奈子ちゃん授業中に堂々と席離れるって度胸あるなあ


あ、2回目




「優衣ちゃん、大気さん」


「なんですか?」


『何?』


「放課後皆で部活見学行くんだけどどうする?」


「部活…ですか、いいですね」


『まあ、見てみようかな』


「じゃあ、後で皆を紹介するね」


『うん』




やりぃ!みんなとも友達なれる!



早く放課後なんないかなあ












(・・・ルンルンですね)



それじゃあ本当に18には見えませんよ


フッ


(まあ、それが貴女らしいんでしょうけど)




『・・・大気さっき笑ったろ』


「おや、バレてましたか」
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