宇宙蛙物語

□クルル 「あなたは私の憧れです」 であります!
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「寝不足だね」


回転する業務用の椅子に座り、ベットで寝ているクルルを横目に白衣を着た保険医はきっぱりと言った。


「へ?あの、寝不足・・・でありますか?」


ケロロは拍子抜けしたように言う。

ここは保健室。クルルが真っ赤になって倒れてしまったあと、ギロロとケロロで担いで運んできたのだ。

今保健室にいるのはケロロ、ギロロ、冬樹の3人。メテアもさっきまでいたのだが、今は担任の先生に連絡に行っていていない。

保険医はため息をつき、ケロロ達に視線を移す。


「あなた達、日向君のお家でお世話になってるんでしょう?クルル君、昨日は何時まで起きてたの」


保険医の質問に、3人は首をかしげる。


「そういえば、クルルって毎回何時に寝てるの?」


「確か・・・俺が朝起きて4時ごろにクルルの部屋の前を通った時は起きてたぞ」

ギロロの言葉にケロロと冬樹は驚いて目を見開く。


「そんな時間まで起きてんの?!



クルルが寝ているので、ケロロはあくまで小さな声で言う。
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