妄想 短編集 (乃木坂&櫻坂&日向坂)
□波乱
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「姉貴、本当に、何で俺に相談してくれなかったんだよ。」
衛藤「いいじゃん。別に。彼女いないんだしさ。」
「そういう問題じゃなくてさ。」
波乱の宴の終わった次の日、俺は実家へと足を運んでいた。
姉貴に、西野を俺の家に住まわせたことに関して異議を唱えたかったからだ。
ちなみに俺の姉貴、衛藤美彩は俺と同じ会社に勤めていたが、昨年、同僚のイケメンサラリーマンと結婚し、寿退社した。
そんで、最近は土日、基本実家にいる。
出産の準備とか言ってたな。
衛藤「なぁちゃん、ずっと〇〇のこと好きだったって言うしさぁ、何とか手助けしてあげたくて。まぁ、私は気が付いてたけど。」
「言ってくれよ…」
衛藤「自分で気づきな。」