スーパーロボット大戦V

□第十六話 トロヤステーションの攻防
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ソル「どこでそれを!?」

セレーネ「向こうである少年からメテオが聞いたのよ。で、どうなの」

ソル「ああ。戦争は残念だけど始まったよ。連邦はザフトやエゥーゴと連日のように交戦している。でも、連邦は劣勢みたい。この前だってエゥーゴがジャブローを陥落させたしね」

セレーネ「ジャブローといえば連邦軍の拠点じゃない!それが陥落するなんて!?」

ソル「それだけじゃない。先日プラントのデュランダル議長がテレビで連邦を陰から操っていたロゴスの存在を暴露して、今世界中でロゴス狩りが行われている。それに関連してかわからないけど今、国会にいる大原総理が質疑中にロゴスと通じてる財閥の爆弾テロに遇ったようだよ」

ダイヤ「え、総理は無事か!?」

ソル「無事だよ。その後にテレビ中継を通してその財閥を告発したからね」

ダイヤ「相変わらず強烈だな・・・。大原総理は」

キャプテン・ルル「でも私たちがいたときより状況が悪化していますね」

ダイヤ「ちきしょう、そうでなくても幻獣と戦争してるっていうのに!!」

ソル「でも、悲しいニュースばかりではない。オーブのカガリ代表がユーラシアの幻獣王と和平交渉に成功したよ」

セレーネ「やったわね。これで青森の幻獣と決着をつければ完璧ね」

大神「幻獣王とは?」

キャプテン・ルル「幻獣たちには知性体と呼ばれる個体に支配されて組織されているんです。幻獣王はその全ての幻獣たちを統制しています。彼らは私たちが戦っている怪物の姿ではなく人間の姿をしているんですよ」

カンナ「へえー。幻獣なのに人間の姿してるなんてな」

すみれ「わたくしたちのときは目の赤い何とも気持ちの悪い姿でしたのに」

カケル「おい、モモタロウ。ついてけてるか?」

モモタロウ「うーん・・・さっぱりわかんねえ。何だよ幻獣って」

さくら「そうか。モモタロウ君たちはまだ見たことない無いもんね」

セレーネ「今、日本や世界中に出現している怪物よ。幻獣一体にそれほどの攻撃力は無いけど数で押して来るため連邦軍も手を焼いているのよ」

モモタロウ「そんなのが世界中に!?こうしちゃいられないぜ。すぐにダイテイオーで・・・」

マイ「落ち着いてモモタロウ。私たちだけ行っても仕方ないでしょ」

ミノル「どうやらこちらの世界には僕たちの知らないことが多いようですね」

ソル「あ、そうだ思い出した。今父島に見たことない怪物が出現したりダイセイオーとか言うロボットが現れたりしてるってたサコン先生が言ってたよ」

セレーネ「父島に?」

メテオ「えええ!!!??どんなロボットですか!?」

ソル「ちょ、ちょっと詳しくはわからないんだけど確か三体で合体するらしいよ」

モモタロウ「おい、それってこの世界にもエルドランが!?」

ミノル「わかりませんが、この世界にもエルドランみたいな存在がいるのでしょうか」

マリア「この世界にもソルグラヴィオン以外のスーパーロボットがいることは心強いわね」

さくら「そうですね」

紅蘭「さっそく、うちが隅々まで調べたいわあ・・・」

さくら「紅蘭、顔怖い・・・」
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