スーパーロボット大戦V

□第十六話 トロヤステーションの攻防
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ザフトのデュランダル議長の突然の会見により、地球各地ではロゴス排除の動きが活性化。反連邦組織によるロゴス関係者の襲撃事件が勃発した。

ジブリール邸

スクリーンではロゴスのメンバーたちの悲鳴やリンチされている映像。映像が切れてしまっているところなど様々で、『ロゴス狩り』の凄惨さが伝わるものが映し出されていた。

???『ジブリール!助けてくれ!連中が家の前を囲み・・・わああ!!』

だが、もうこの時点でジブリールは身の危険を察知し、自分の邸宅から脱出。反連邦組織が踏み込んだ時にはもうジブリールの姿は無かった。


日本 国会議事堂

議員「大原総理、我々に内緒でオーブのカガリ・ユラ・アスハ代表を通してシベリアの幻獣王と和平会談を行ったというのは本当ですか!」

今、国会では日本の総理大臣大原しのぶが若手の議員に糾弾されているところだった。この若手議員は元々大原の派閥と敵対している日本にも影響力がある樺山財閥の御曹司樺山文生衆議院議員と繋がっている議員だった。

本来ならこの若手議員が大原総理大臣を糾弾するのではなく影響力のある樺山文生衆議院議員の長男、樺山太一議員が糾弾し、内閣を解散に追い込むはずだったがここに樺山議員の姿はない。

というのも樺山財閥はロゴスと深い関わりがあり、ネットにそれが流され樺山財閥の株価は大幅に下落。そのうえ、世間では『ロゴス狩り』が起きているため樺山議員も命を狙われる危険性もあるため欠席せざるを得なかったのだ。

大原(・・・樺山はロゴスとの繋がりは無いと主張していたけどこれじゃ認めたようなものよね。そのうえ、こんな下っ端議員を寄越して来るようじゃ樺山ももう終わりね。でも、幻獣王との極秘会談がもうバレているとは・・・樺山の情報網は凄いわね)

議長「大原総理大臣!」

若手議員の糾弾が終わり、大原の意見が求められた。大原はマイクの前に立つと大きく深呼吸し、発言を述べた。

大原「えー、この場に樺山議員がいらっしゃらないのがとても残念ですが仕方ありません。では、始めさせていただきます。実は、ある筋からこのような書類が樺山議員の部屋から見つかったと報告がありました。こちらがその書類のコピーです」

大原総理は書類を出した。そこには日本の居留地に関することが記されていた。

大原「この書類は日本の居留地、すなわち幻獣支配地域での人類保護区のことが詳細に記されています。そしてこの書類を樺山議員は誰かに送ろうとされていたことも解りました。その宛先にはロード・ジブリール氏の名前が記されていました」

その場で大きなどよめきが起こった。あまりの騒ぎに議長が「静粛に!」と叫ぶ。そのおかげか少し騒ぎが止みかけて再び大原総理が発言を始める。

大原「もうお解りとは思いますが、これは樺山財閥とロゴスの繋がりが解る何よりの証拠ではないでしょうか!強いては、ここにおられている樺山派の多くの議員の皆さん全員も同罪なのではないかと私は考えます!そのうえで私はお聞きしたい。樺山議員はこれをロード・ジブリール氏に送って何をされようとしてたのか。もしや、シベリアと同じことを起こそうとされてたのではないのでしょうか!」

国会にいる樺山派の議員は表情を強張らせるもの、立ち尽くすもの、ショックのあまり倒れ込むものなど様々だった。そして大原総理大臣を糾弾していた若手議員も座り込んでしまいとてもじゃないが発言できる状態ではなくなってしまった。これで「樺山派は終わりね」そう大原総理大臣が思ったその時、突然糾弾していた若手議員が爆発した。

大原「な、なに!?」
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