スーパーロボット大戦V

□第十三話 ダイセイオー覚醒!!
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エゥーゴのMS部隊は連邦軍の拠点ジャブローを宇宙から奇襲し攻め込んだが、ジャブローはすでにもぬけの殻で少数の連邦兵しかいなかった。そして、ジャブローは連邦軍の仕掛けた核爆弾で破壊された。
しかし、このエゥーゴによるジャブロー進攻は世界中の人々に衝撃を与えた。そして、その知らせは日本にも届いた。

連邦軍 極東基地執務室

更紗「ジャブローがエゥーゴに攻められ陥落したそうです」

芝村勝吏「そうか。ジャブローが堕ちたか」

日本の連邦軍の指揮を任されている芝村勝吏は家令兼副官であるウイチタ更紗より報告を受けていた。

更紗「よろしいのですか。エゥーゴがこの日本にも上陸するかもしれませんよ」

芝村勝吏「それはありえんよ。日本には幻獣の脅威がまだ去っていない。奴らは反地球連邦を謡っているがティターンズのような非道な連中ではない。この日本を滅ぼすようなことはせんだろう。寧ろ救いの手を差し向けるだろうな」

更紗「エゥーゴをよくご存知なんですね」

芝村勝吏「エゥーゴの代表、ブレックス准将とは古い知り合いだからな。我々芝村財閥も少なからずエゥーゴに援助している。もちろん、連邦には内密にな」

と、そこへ内線の電話が鳴った。

芝村勝吏「私だ。何、父島の・・・わかった。ここに通せ」


程なくして執務室に一人の老人が入室してきた。

芝村勝吏「お前が小笠原諸島父島さざなみ学園の校長の磯部山繁男か」

磯部山「ほう、わたしのことを知っているようだな」

芝村勝吏「お前はある意味有名人だからな。゙学会を追放された考古学者"といえばその業界では名を知らんものはいない」

磯部山の表情が少し険しくなった。

芝村勝吏「で、その辺境の南の島の校長が何のようだ。こう見えても俺は忙しい。何しろ日本の守りを任されている立場にあるのだからな」

磯部山「・・・その前に人払いをしてくれないか」

更紗「な、何!?無礼な!」

芝村勝吏「構わん。更紗、少し席を外してくれ」

更紗「わ、分かりました」

ウイチタ更紗は部屋を出て行った。

磯部山「よし、邪魔者いなくなった。今から閣下に見てもらうのは女子には、特に『風紀委員会』に所属しておられる閣下の家令殿に見せるのは少々気が引けますからなあ」

磯部山校長は芝村に小型端末を使っでとある映像"を見せた。
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